家に帰ってすぐにザザザザーッとパンフレットを袋から出し、
机の上に並べました。
一体今度は何を買おうとしてるんだこの人は…という妻の視線が一瞬目に映りましたが、どうやら今回は家電関係ではないとわかったらしくちょっと興味を持った様子。
「とりあえず家のことについて我々はなんにもしらんわけだから、話を聞いてきたぞよ」
とぼくがいうと、
「ほう!それはそれは!」
と妻。
今日あったことを妻に話して、
住宅には鉄骨系と木質系とがあってそれぞれにいいところがあるのだ。
と自信たっぷりに説明したところ、
「それくらいは知ってる」
と妻。
おお…なんということでしょう。
夫がせっかく学んできたことを一撃で粉砕するとは。
こんなことされたら子供だってぐれますからね。心すさみますからね。
「ねえねえ!おかーさん!今日ねー、テストでねー!」
にちゃんと応えないと子供ひねくれるかもしれないですからね。
まさにそんな状況。
おへそがあっちの方向を向きかけたのを察知したのか、
「そうなるとこのひとめんどくさいぞ」
と思ったのか、大人な対応で話を促してくれた妻。
なんだかんだで数社から説明を聞き、
とりあえずそのうちの1社であるセキスイハイムが展示場見学も兼ねて
土地探しの結果と説明をさせてもらいたいと言ってくれてるんだがどうだろうか、
という話をしました。
都合よく日程があったため、
住宅展示場なるものをまずは見てみたいという気持ちもあり、
セキスイハイムの営業さんから案内のあった日程でうかがう旨を返信したのでした。