ハウスメーカーさんを3社に絞り検討を始めたぼくたち。
ただ、どのハウスメーカーさんも素晴らしいウリを持っていて
どこにすればいいのか悩みに悩みました。
また家自体の問題だけではなく、
土地のことも考えないといけないわけで。
というのも、3社ともに当然のことながら独自の分譲地を持っていて、
さすがハウスメーカーなだけあって土地だけみてもものすごく魅力的。
ぼくたちが要望をいくつもだしたにも関わらずマッチする分譲地を
思っていた以上に持っていたのです。
もちろん建築条件付土地だけでなく、
土地だけ購入してハウスメーカーは自由に選べる土地もいくつも
紹介してもらいました。
だけども!
ぼくたちの要望としてだした条件だけでなく
(ちなみに以前だした土地への条件はこちら)
それ以外の魅力的な条件もプラスされて提示されました。
たとえば、
- 食材や日用品を購入できるショッピングモールまで歩いていける
- 駅まで歩いて行ける
- 映画館まで歩いていける
- 公園がたくさんあり歩いていける
- 歩道が整備されていて子供にも安心
などです。
自分たちが当初思っていなかったような条件まで営業さんたちは
提示してくれました。
で、思ったのがですね、
「便利で住みたくなるような土地はやっぱり高い」
ということ。
いや、わかってましたよ!そりゃ高いって!
でもですね、いろんな土地をずらりとパンフレットや提案書並べられて
比較していくとですね、
どうしてもこういう言葉が頭の中をぐるぐるまわるようになるわけですよ。
土地に対して広さをとるか利便性をとるかというのは
実によく聞く話ですが、
いざ自分たちがそれを選ぶ立場になってみると
本当に身にしみてこの悩みがわかったですよ。
土地を決めないことには家は決まらないので、
妻とも話し合いました。
時にはもめましたね。何度も何度もお互いの考えを話し合いました。
職場との距離や歌を主な仕事にしている妻にとっては、
これまで築き上げてきた人たちや各施設との関係もあります。
あまりに離れてしまうとまた一から関係作りを始めなくてはならないわけです。
ぼくは職場への距離はさほど気にしていませんでしたが、
交通手段にはある程度こだわりがありました。
「バスはなるべく避けたい」ということ。
これまで本数が少ない土地に住んでいたこともありますが、
実に30分近くずれることもけっこうあり時間が読めないことがきびしかったわけです。
土地Aはバス利用なしで駅まで歩ける
土地Bはバス利用ありだけどバスの本数が多い
さらにAとBでは最寄り駅が違うのですがBのほうが妻好みの駅。
これはね、そりゃあ話し合いですよ。
お互いの求めるものがずれているわけですから。
で、こういった話し合いで得たことは、
大事なことほどお互いの考えを話すだけではだめということ。
「説得」になってしまったらもうだめです。
どちらもすっきりしません。
だから紙を用意して、
どうして自分はこう思うのか、
それによってでてきた課題は本当に解決できないのか、
そういったことを共有しながら意見を重ねていくことです。
これは効果的でした。
クリアできないと思っていた課題も、
情報を紙に書いて、それを2人でみながら、
次々に情報を書き足していくんですね。
交通費はどれくらい違うか
時間はどれくらい違うか
子供が大きくなったときの利便性はどうか
などなど、とにかく会話しながらお互いに考えを書いていく。
そうすると、
「あ、なるほどね、そういう考えがあったのね」
「これは無理かと思ったけど代案でうまくクリアできそうだね」
とかそういう方向になっていきました。
考えを共有するってほんと大事です。